金婚式の金額の相場やお祝いプレゼントを解説

金婚式の金額の相場について

結婚記念日の意味について

結婚記念日はイギリス発祥の風習です。日本では明治時代から「銀婚式」や「金婚式」を中心に普及しました。イギリスでは15年目までは毎年のように、以降は5年目ごとに60年目まで名称があります。

その名が示すシンボルは、年を重ねるごとに強く、また価値があるものとなり、夫婦の絆の重みを表します。

結婚50周年である「金婚式」には「金色の輝きを得て豊かさを表す大きな記念日」という意味があります。

お祝いの金額の相場について

金婚式のお祝いの相場は、1万円~2万円が金額の目安になります。

お祝いの品を贈る場合は、個人が別々に贈るのもよいのですが、子供全員とか教え子有志とか、グループで高価な記念品を贈るのもよろしいでしょう。

お祝い金の注意点について

現金でお祝いをする場合は、本人が活動的で使い道がすぐに連想されるといったときに限ります

せっかくのお祝いを使って買い物などをするのに、他の人の援助がなければ出かけられないという状態のお年寄りには、かえって負担になるかもしれないということを十分に考えてお贈りください。

夫婦におすすめのプレゼントについて

結婚50年目の名称は「金婚式」ですので、「金」にちなんだ品を贈ります。

例をあげますと、「金杯」「ペア腕時計」「指輪」「ネックレス」「ブレスレット」「金箔の漆器」「インゴット」といったものがオススメです。

また、素材にかかわらず小物やアクセサリーを贈る際は、色をペアにすることが大切です。

のし袋の書き方について

水引:紅白や金銀の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「金婚式御祝」または「御祝」など

表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム

お祝いを贈る時期について

お祝いの品を贈る場合は、パーティなどの一週間前までに贈ってください。現金なら当日でも構いません。

プレゼントに添えるメッセージの文例について

・お父さん、お母さんの金婚式を、心からお祝いいたします。いくつもの波をこえて、今穏やかに生活するお二人は、私達にとって、まさに夫婦の鏡です。いつまでもご健康で。

・金婚式おめでとうございます。父さん、母さん、ご苦労さまでした。息子一同、心からお祝いします。さあ、次はダイヤモンド婚式ですよ。

・おじいちゃん、おばあちゃん、金婚式おめでとうございます。いつまでも若いお二人は、私達の尊敬の的です。いつまでもお元気でね。

・大山社長、奥様、鴛鴦(えんおう)の契りを重ねられて50年、金婚式を迎えられましたことを、衷心よりお祝い申し上げ、ますますのご健康をお祈りいたします。

・ご結婚五十周年を、心からお祝いいたします。比翼連理の契りを重ねられ、今日の良き日を迎えられたお二人に、盛大な拍手をお送りします。

・愛は最大の真理です。お二人の金婚式に、改めてこの言葉をかみしめました。おめでとうございます。さらなるご発展を心からお祈りいたします。

・結婚記念日心からお祝い申し上げます。

・結婚記念日おめでとう。いつまでもお元気で。

・愛の記念日おめでとう。年とともに愛もさらに深まりますようにお祈りいたします。

・お二人で築いた愛の記念日、おめでとうございます。年輪を重ねるごとに、ますます愛が深まりますように。

・お父さん、お母さん、結婚記念日おめでとうございます。いつまでも仲良く、私たち夫婦のよきお手本でいてください。

・結婚記念日おめでとうございます。ときには新婚時代を思い出し、いつまでも助け合い睦み合うご夫婦であってほしいと思います。 ますますご円満で充実した人生をお送りください。

「冠婚葬祭とおつきあい 基本のマナー」より

「冠婚葬祭 手紙スピーチ全書」より

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