金婚式のお祝いメッセージについて
両親への記念品に添えるカードの文例について
・お父さん、お母さんの金婚式を、心からお祝いいたします。いくつもの波をこえて、今穏やかに生活するお二人は、私達にとって、まさに夫婦の鏡です。いつまでもご健康で。
・金婚式おめでとうございます。父さん、母さん、ご苦労さまでした。息子一同、心からお祝いします。さあ、次はダイヤモンド婚式ですよ。
・お父さん、お母さん、結婚記念日おめでとうございます。いつまでも仲良く、私たち夫婦のよきお手本でいてください。
プレゼントに添えるカードの文例について
・おじいちゃん、おばあちゃん、金婚式おめでとうございます。いつまでも若いお二人は、私達の尊敬の的です。いつまでもお元気でね。
・大山社長、奥様、鴛鴦(えんおう)の契りを重ねられて50年、金婚式を迎えられましたことを、衷心よりお祝い申し上げ、ますますのご健康をお祈りいたします。
・ご結婚五十周年を、心からお祝いいたします。比翼連理の契りを重ねられ、今日の良き日を迎えられたお二人に、盛大な拍手をお送りします。
・愛は最大の真理です。お二人の金婚式に、改めてこの言葉をかみしめました。おめでとうございます。さらなるご発展を心からお祈りいたします。
・結婚記念日心からお祝い申し上げます。
・結婚記念日おめでとう。いつまでもお元気で。
・愛の記念日おめでとう。年とともに愛もさらに深まりますようにお祈りいたします。
・お二人で築いた愛の記念日、おめでとうございます。年輪を重ねるごとに、ますます愛が深まりますように。
・結婚記念日おめでとうございます。ときには新婚時代を思い出し、いつまでも助け合い睦み合うご夫婦であってほしいと思います。ますますご円満で充実した人生をお送りください。
息子からのお祝いの言葉の文例について
ポイント:子供からは祝辞と列席者への謝辞の両方の要素を盛り込みます。また、孫のあいさつは場をなごやかにすることでしょう。
息子: お父さん、お母さん、金婚式おめでとう。
そして皆様、今日はお休みのところ、両親のためにお集まりいただき、ありがとうございました。
両親が揃って、このよき日を無事に迎えられましたことは、子供にとっても大きな喜びです。夫婦ふたり暮らしで、おかげさまで健康とはいえ、なにぶん高齢となりました。
私ども、こどもたちは普段は仕事の関係で離れて暮らしておりますので、こちらの正枝おばさんやご近所の方がいてくださり、本当に心強く思っております。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
お父さん、お母さん、あらたまって挨拶するのは照れるけど、ずっと元気でいてくださいね。健介からもひと言ごあいさつなさい。
孫: いつもやさしいお祖父ちゃん、お祖母ちゃんが大好きです。また夏休みには遊びに来るから、元気で待っていてね。
教え子からのお祝いの言葉の文例について
ポイント:教え子のあいさつは、自分が学生のときの教授夫婦のエピソードを中心に組み立てるとよい。
相沢先生、奥様、金婚式おめでとうございます。相沢ゼミ出身者を代表して、お祝いのごあいさつを申し上げます。
休みごとの、軽井沢セミナーハウスでの相沢ゼミの合宿が楽しみでした。在学生も卒業生も、バカンスを兼ねてですが、いつも定員いっぱいに集まりました。その間、奥様は必ず北軽井沢に投宿なさっておられました。先生の退職後は、生田の先生の書斎がセミナーハウスになり、楽しいときを過ごさせていただきました。先生に寄り添うように奥様のお姿がつねに近くにありました。先生の貴重な研究は、奥様の内助の功に支えられて、○○賞の栄誉に輝く見事な成果をあげられました。
お二人の美しく実り多い五十年に、心からおめでとうございますと申し上げます。
主催者である教え子からのお祝いの言葉の文例について
ポイント:お世話になったお礼を具体的に述べながら、末永い健康と幸福を祈ります。
佐々木先生、そして奥様、このたびは金婚式おめでとうございます。昨年行われた同窓会で、先生が今年金婚式を迎えられると伺い、教え子一同が企画して、このような会を開く運びとなりました。
私どもは、学校を卒業してからも、しばらくの間佐々木先生のお宅に遊びに伺っておりました。奥様には、いつもおいしいお料理でもてなしていただいたものです。
奥様とは本日久しぶりにお目にかかりましたが、全然お変わりになっていないのに、実は驚きました。人生80年の時代とはいいましても、おふたりそろって、そしておしどり夫婦のお姿そのままに、今回の金婚式の節目をお迎えになったことは、ほんとうにおめでたいことと存じます。
どうか、これから先も末永くお元気で、10年後のダイヤモンド婚式も私どもに祝わせてください。
本日は、本当におめでとうございました。
両親におすすめな記念品について
結婚50周年の名称は「金婚式」ですので、「金」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、金杯、金扇、金のアクセサリーなど、金にちなんだ材質や色のものがオススメ。
もちろん金にこだわる必要はありませんが、小物やアクセサリーを贈る際は色をペアにすること。子供たちで旅行券や観劇券を贈るのもよいでしょう。
プレゼントの金額の相場について
金婚式のお祝いの相場は、1万円~2万円が金額の目安になります。
お祝いの品を贈る場合は、個人が別々に贈るのもよいのですが、子供全員とか教え子有志とか、グループで高価な記念品を贈るのもよろしいでしょう。
「冠婚葬祭 手紙スピーチ全書」より
「短いスピーチあいさつ実例大事典」より
「短いスピーチ実例集」より